私は、トレード対象銘柄を選定するのに、最も堅実な方法として、
「月足+週足+日足がすべてPPP(パンパカパン)の銘柄」だけに着目している。
実トレードをやったことがない人だったら、
「月足+週足+日足がすべてPPP(パンパカパン)の銘柄」だけを選べば
全戦全勝になりそうだと思うかもしれないけど、実際にはそうでもない。
「ショットガン投資法で 9日以内」という条件だと、
何も考えずにエントリーすれば勝率はやっぱり5分5分であり、
裁量を入れて、取捨選択して、7~8割の勝率にできれば成功になる。
でも相場全体のトレンドが明確な時に順方向のものを優勢に仕掛ければ、
何も考えずにキープするか放置していても失敗は少ない。
今年の コロナショックの下落 と その後の上昇の時期の場合、そうだった。
参考までに、先週、分析してみた結果を見てもらうと、一目瞭然である。
<リンク>
[週足完成日]月足・週足・日足のすべてがPPP銘柄だけを選定した場合の勝率
[月足完成日]月足・週足・日足のすべてがPPP銘柄だけを選定した場合の勝率
相場全体が一方的な上昇トレンドの時に
「月足+週足+日足がすべてPPP(パンパカパン)の銘柄」だけを選んで
相場全体が一方的な下落トレンドの時に
「月足+週足+日足がすべて 逆PPP(ぎゃくパンパカパン)の銘柄」だけを選ぶと
圧倒的に高い勝率になるのは、当たり前のことである。
だから、その 明確なトレンド時だけ 実トレードに参加 して、
それ以外の時は、実トレードは休むか、取引サイズを減らして、
トレーニングまたは分析に徹する、というのが最も堅実な方法、ということになる。
余計な損失をわざわざ作らなければ、必然的に、成功率は高くなる。
ところで、
「月足+週足+日足がすべてPPP(パンパカパン)の銘柄」は、
すでに天井圏になっているものも多く、たまたまそれに当たってしまうと
強烈な 大陰線 または 大陽線 に見舞われることになる。
相場師朗先生のトレーディング法の場合、
エントリーしてから、逆方向に、下半身または逆下半身 が出てしまったら
一旦、手仕舞いにするのが原則で、その損切りコストは許容しなければならない。
大陰線 または 大陽線 での大損失を軽減するためには、
エントリーと同時に、前日か前々日の 安値(空売りならば高値)付近に
「逆指値」の注文を同時に入れて仕掛けておくしかない。
でも、現物株式のトレードの場合、窓開け(ギャップ)があるので、
寄付で、変な価格で決済されて、不本意な手仕舞いになることもあるし、
上ヒゲ、下ヒゲ で手仕舞いになった後、結局戻っていく、ということもある。
それでも、いつもより多い量でトレードしている時は、
勝率が下がってでも、「逆指値」を併用した方がいいかもしれない。