相場師朗先生のトレードシグナルの中で、
「PPP(パンパカパン)」と「逆PPP(ぎゃくパンパカパン)」は、
最も基本的なものであり、ほぼ必須の判断材料である。
「短期、中期、長期 の 移動平均線の順番と向きが揃っている状態」は、
一般的には、パーフェクトオーダー(Perfect Order)と呼ばれる。
昨年、相場師朗先生の書籍を初めて読んだ時は、
PPP(パンパカパン)は、パーフェクトオーダー(Perfect Order)と同じものか?
と思ったけども、ぜんぜん別物と考えた方がよいと思うようになった。
パーフェクトオーダー(Perfect Order)は、
具体的な材料や設定値は定められていないので、
使う人によってシグナルが千差万別になる。
トレードシグナルとして使う場合、具体化する必要がある。
「PPP(パンパカパン)」と「逆PPP(ぎゃくパンパカパン)」は、
使用する移動平均線の種類や設定値、そして色までもが
具体的に定義されているので、活用しやすい。
しかしながら、PPP(パンパカパン)をより詳細に分析するようになってくると、
もっと詳細パターンがあることに気づく。
300MAも含めた全ての移動平均線でのPPP(パンパカパン)を条件にした場合、
週足や月足だとほとんど該当しなくなってしまう。
また、日足でも、300MAまで含めると、天井圏の銘柄ばかりになってしまうので、
もう少し条件を緩和した方がよいかもしれない等と、試行錯誤した結果、
次の順番で判定することにした。
1. 300MA まで該当したら PPP(5)、該当しなければ 100MAを確認。
2. 100MA まで該当したら PPP(4)、該当しなければ 60MAを確認。
3. 60MA まで該当したら PPP(3)、該当しなければ PPPではない。
日足でも、PPP(3) 以上ならば、PPPの初動の段階でもシグナルが出る。
実際にトレードを行う際には、移動平均線の1本だけが逆向きになる等、
いくつかのバリエーションも区別しているので、パターンをまとめてみた。
当サイトにおける PPP(パンパカパン)の詳細分類について
https://kabu.hosono.jp/ppp_hantei.html
逆PPP(ぎゃくパンパカパン)の場合は、この逆になる。
できれば、PPPになる直前の、「PPP崩れ」と分類している段階で、
5MA と 20MA が揃っている方向で仕込めるようになると、
もっと大きな利益が望めるかもしれない。
システム上で、PPPを詳細分類した理由は、
その 状態遷移 を観察できるからである。
今現在 「PPP(5+)」 の銘柄でも、
過去にどのような経過を経てこうなったのかで、判断が異なる場合が出てくる。
「PPP崩」 → 「PPP(3)」 → 「PPP(4)」 → 「PPP(5)」 → 「PPP(5+)」
「PPP(5)赤折れ」 → 「PPP(5)」 → 「PPP(5+)」
上手なタイミングでエントリーできるようになれば、PPP系だけ狙ってもうまくいくと思う。
細野さん、カメです。
返信削除細野さんの「本日のPPP銘柄一覧」は日に日に改良を重ねられ
素晴らしく便利なシステムになっていますね。
しっかり練習と実践に利用させていただきたいと思います。
ありがとうございます。
ぜひ「タラレバ玉帳」を使ってみてください。
返信削除100株単位での損益イメージがつかめると思います。