2021/01/31

新サイト「短期移動平均線(5日MA、5週MA、5月MA)の 押し安値、戻り高値、上抜け、下抜け 銘柄一覧(日経225+JPX400)」

先日作った新サイト「 ダウ理論による移動平均線のトレンドシグナル一覧」は、全銘柄の全シグナルをとりあえず全部まとめて表示させたものだった。

ここから、指定条件で検索できる機能も準備していたけれども、ふと考えてみた。

いちいち「検索」なんかする手間をかけるのだったら、そのままリストアップしてしまった方が手っ取り早いのでは? と。

今まで、

移動平均線が 日足・週足・月足で PPP(パンパカパン) の 銘柄一覧
https://kabu.hosono.jp/ppp/

2本の移動平均線(5MAと20MA)の向きが 日足・週足・月足で一致する銘柄一覧
https://kabu.hosono.jp/904/

等のサイトを作ってきたけれども、これには実は、原本となる検索サイトがある。

それが、ちょうど1年前から作り続けていた
「銘柄選定用 移動平均線サマリー」というものである。

これは、最初は全銘柄が表示されていて、
いちいち条件を指定して「検索」すると、対象銘柄が絞り込みされるものである。
それで毎回全く同じ「検索」作業をするのは時間の無駄なので、
自動的に抽出して固定ページとして出力されるようにしたものが、先の2サイトである。

実際のところ、この2サイトを使って、さらに調べていることは何か?といえば、
エントリーポイントを探すこと、だった。

「日足PPP赤折れ」の銘柄であれば、PPPに戻るタイミングに注目していたし、
完全PPP中の銘柄であれば、揉み合いの後の高値を超えてきたタイミングに注目していた。

つまり、

上昇相場ならば、「押し目(押し安値)」と「高値超え(上抜け)」
下降相場ならば、「戻り目(戻り高値)」と「安値割れ(下抜け)」

のタイミングが判定できれば、もっと見つけやすくなる。

そう考えたので、さっそく実現してみた。それが次の新サイトである。

短期移動平均線(5日MA、5週MA、5月MA)の 押し安値、戻り高値、上抜け、下抜け 銘柄一覧(日経225+JPX400)
https://kabu.hosono.jp/dow/

短期移動平均線(5日MA、5週MA、5月MA)の 押し安値、戻り高値、上抜け、下抜け 銘柄一覧(日経225+JPX400)

抽出しているパターンは、次の6種類である。

1.(△短期上昇トレンド中)「20日MA△上昇 and 5日MA△上昇」and「5日MAが△安値切上 or △高値上抜
2.(▼短期下降トレンド中)「5日MA▼下降 amd 20日MA▼下降」and「5日MAが▼高値切下 or ▼安値下抜
3.(△中期上昇トレンド中)「20週MA△上昇 and 5週MA△上昇」and「5週MAが△安値切上 or △高値上抜
4.(▼中期下降トレンド中)「5週MA▼下降 amd 20週MA▼下降」and「5週MAが▼高値切下 or ▼安値下抜
5.(△長期上昇トレンド中)「20月MA△上昇 and 5月MA△上昇」and「5月MAが△安値切上 or △高値上抜
6.(▼長期下降トレンド中)「5月MA▼下降 amd 20月MA▼下降」and「5月MAが▼高値切下 or ▼安値下抜


できれば、上昇中ならば PPPのもの、下降中ならば 逆PPPのもの を優先に見ていくとよい。

過去日付のデータを分析する際には、
その日付時点にタイムスリップしたつもりで銘柄選定をしてみて、
もし自分がその時にその銘柄を買っていたとしたらどうなってしまったのか?を
分析してみる必要がある。

良さそうなチャートで良さそうなポイントでエントリーしても、
それでも期待どおりに動かない場合もあるけれども、
その場合に、どこで損切りまたはドテンできていたか? 
をぜひ確認しておきたい。

例えば前回の週足完成日である 2021年1月22日(金)のページを見てみると、
その次の週、つまり今週の、5日間の実現損益が表示されている。

日足・週足・月足すべてPPPで、5日移動平均線が「△安値切上」でエントリーしたのに
なぜかマイナスになっている銘柄を見つけたら、画面右の [5本後]リンクを開いて、
5日後の結果を見てみればよい。


「逆N大」の形になったので、空売りにドテンすることになった。

五洋建設(1893)チャート

月曜日の時点で陰線なので、これはエントリーするべきではなかったけれども、
それを承知の上で買ってすぐに損切りしたのだから、仕方ない。

エントリーした後の5日間の動きがチャートとともに分析できるので、
自分でもぜひ活用していきたいと思う。

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