2022/04/21

「過去の似ている相場環境の検索」ツールで、銘柄選定のバックテストを行う意味

個別株のトレーディングでは、「銘柄選定」という要素が重要になる。
数日から数週間という短い期間で行う スウィングトレード では、
ファンダメンタルズよりもテクニカル分析が「銘柄選定」のキモになる。

個々の銘柄のチャート分析による売買判断だけでも、
ものすごい技量を持つ人ならばうまくトレードできるかもしれない。

でも、私のような 並みの技量しか持たない人の場合、
うまくいったり、いかなかったり を繰り返すことになる。

個別銘柄の値動きは、その業種 や 相場全体のトレンド を見て、
風向きが「上方向」「下方向」「横方向」のいずれかを見極めて、
それと同じ方向を向いた銘柄を選んでいけば、失敗は少なくなる。

風向きは、1日ごとに、刻々と変化していく。
その風向きの変化を日々確認しながら
エントリーと利食いを適切に行うことができれば、
それこそが最強のトレード手法ということになる。

確実に勝てるチャンスの場面がどこなのか?を知って、
そのチャンス場面だけトレードに参加し、
それ以外の場面では一切参加しないで次のチャンスを待つ、
ということが徹底できれば、わざわざ失敗する必要はなくなる。

実際、1年のうちに、チャンスは数回しかないかもしれないけど、
トレードの回数を増やして成功トレードを増やすことよりも
失敗トレードを限りなく減らす方が 勝率が高くなる、と思う。

さて、
「過去の似ている相場環境の検索」ツールを使って出てきた
過去の相場の状況を「PPP推移表」を使って確認してみて、

そんな日にトレードを行うと、どういう結果になるのか?

を調べてみることから始まる。


もし、明確な 上昇トレンド または 下落トレンド の場合、
PPP一覧」でリストアップした銘柄の 損益結果を見て、

 ・PPP または PPP赤折れ の銘柄が「買い」で利益が出ている
 ・逆PPP または 逆PPP赤折れ の銘柄も「買い」で利益が出ている

という状態ならば、これは強力な 上昇トレンド なので、
「買い」で飛び乗っても、トレンドの休止になるまでの間に、
「勝ち逃げ」できる自信があれば、参加しても大丈夫である。

週足や月足の RSI指標が 90%を超えている銘柄は避ける等、
自分なりの基準で最終選考を行うことができれば精度が上がる。

逆に、相場の方向性が明確でない時にトレードを行うと、
上がったり下がったりランダムな値動きをするので、
利益が読めない ことになる。

そんなランダムな日にトレードを行うと、どんな痛い目を見るか?

ということを、失敗経験を机上で済ませて、思い知っておいた方がよい。

BBW推移表」を見れば、
相場が膠着状態に入った ことが確認できるので、
次のチャンス「その膠着状態が 弾ける時」を待つ。


膠着状態からの弾け を毎日監視するには、
ポイント・アンド・フィギュア チャートが最適である。

過去の相場において、
次のチャンス「その膠着状態が 弾ける時」を待つために、
チャートを、ゆっくり考えながら、日めくりで進めていき、
どこでエントリーして、どこで EXIT(損切り or 利食い)するか?
を、同じ銘柄の同じ場面で、何度もやってみるとよいと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿

Translate