2025/03/29

会社四季報を無料でフリーワード検索してチャート表示できる方法

最近、口座開設すれば無料で会社四季報を閲覧できる、という証券会社が増えてきた。
私は、立花証券の口座で、会社四季報レポートを閲覧していたけど、
SBI証券、楽天証券等の大手ネット会社でも普通に閲覧できている。

でもそれはあくまでも、特定の銘柄を指定して会社四季報の情報が閲覧ができる、という機能にすぎない。

銘柄コードを個別指定したり、スクリーニングやランキング等で表示された銘柄を選んだりした後に、1社ずつ選んで閲覧していくことしかできない。

本文や株主情報等から、フリーワードで検索したかったら、本家本元の「会社四季報オンライン」の有料プランを利用するしか方法がなかった。

と、そう思っていたら最近、「三菱UFJ eスマート証券」という会社だと、無料で会社四季報のフリーワード検索ができるということを知った。

実はこの証券会社は、私も利用中である。

もともと「カブ・ドットコム証券」という名前だった時に口座開設をして、その後「auカブコム証券」という名前に変わっていたが、2月から今の名前に変わっていた。

「三菱UFJ eスマート証券」の、「kabuステーション」というPC用の取引ツールをダウンロードしてインストールすると、会社四季報のフリーワード検索が利用できるようになる。

そして、閲覧できる情報も、以前は一部だけだったけれども最近、書籍とほぼ同等の情報が掲載されるように改善されていた。本文の一部をコピペ(コピー&ペースト)できるのも嬉しい。

kabuステーションの「四季報検索」機能
https://kabu.com/kabustation/manual/shikiho02.html

ちなみにこの「kabuステーション」という取引ツールは、
カブ・ドットコム証券時代は APIも使えるし、スマホアプリもあったりして便利なツールだったけれども、有料だった。

今は、スマホアプリが廃止されたけれども、PC版が無料で利用できるようになった。
その代わり、APIは上位プラン(プロフェッショナルプラン)のみになっていた。

「四季報検索」機能だけならば、無料のプランでも使えるらしい。

これは、投資以外の分野でも、非常に役立つ。
フリーワード検索は、会社名やコメントだけでなく、株主の名前、役員の名前、住所等でも使えるので、とても役に立つ。

もちろん、会社四季報をもっと深読みできるレベルになったら、
本家本元の「会社四季報オンライン」の有料プランを利用しようと思うけど、
「kabuステーション」自体がすばらしいチャート機能を持っているので、こちらは手放せない。

「kabuステーション」は、ポイント・アンド・フィギュアも表示させることができるし、チャートや移動平均線の値や色も変更することができる。

そして何よりも便利なのが、会社四季報のフリーワード検索結果で企業を選択すると、会社四季報の情報ページとチャートを同時表示させることができることである。

kabuステーション

今後は「三菱UFJ eスマート証券」の「kabuステーション」をもっと利用していこうと思う。


2025/03/20

自作トレーディング分析ツールのリニューアル開始

自作ツールのリニューアルとして、対象銘柄数を100銘柄以下に絞り込んでみた。

どうやって厳選すればよいか?の詳しいノウハウは持っていないので、
まずは33業種ごとに、時価総額の大きい順に1~3銘柄ずつ絞り込んでみた。

そしたらちょうど100くらいになったが、そのほとんどは日経225の対象銘柄だった。
こうやって選んだ場合、ほぼ似たり寄ったりになる。
チャートの値動きだけを使用するテクニカル分析は、出来高を最重要視する必要があるので、べつに異存はない。

たったの1年間で、株式分割や社名変更等の変動が20社近くあり、過去の計算データを更新するのが大変だった。
このメンテナンスを怠うと、全く使い物にならなくなる。
現物株のチャートは、このメンテナンスが非常にたいへんである。

さて私は、できればもう一つ、単なるお気に入り銘柄だけを集めたリストを作りたいと思っている。
今回、対象銘柄を絞り込むと同時に、新たに追加した銘柄がいくつかある。

 東証株価指数(TOPIX)
 日経225連動型上場投信(1321)
 iシェアーズ米ドル建てハイイールド社債ETF(1497)
 THE WHY HOW DO COMPANY(3823)

の4銘柄である。

べつに客観的な意味はなく、自分がチェックしているからという理由でしかない。
でも余計なものを混ぜると、前提条件が崩れてしまうので、あまりよろしくない。

私は今後、ファンダメンタル分析に基づいたお気に入り銘柄リストも加えたいと思っているので、それは分けた方がよいだろうと思っている。

テクニカル分析用の銘柄リストとファンダメンタル分析用の銘柄リストの2つで同時にシグナルが出た銘柄を、さらに厳選できるツールにしていきたいと思う。


2025/03/09

自分だけに役に立つトレーディング分析ツール

トレーディングをしばらくお休みしていると、
いろいろなことをすっかりと忘れていて、
感覚を取り戻すのに、時間と労力がかかりそうだ。

それでも、私の自作ツールはずっと自動更新されている。
システムとして動作させているからだ。

でも昨年1月に一度メンテナンスをした以降は、
社名変更や株式分割等に伴う対応は一切していないので、
それは何とかしなければならないだろう。

僅かな人数といえども、このツールを見ている人もいるし、
私も時々は参考にしているので、
このまま放置した状態で閉鎖するのはもったいない。

というわけで1月に、まずは
もう誰も使っていない米国株の更新をストップした。

それと、昨年9月から仕様変更されて更新停止中の
クリック365&株365(東京金融取引所)は修復した。

そして、日本株のページに手を付けようと思ったが、
これが全く手つかずの状況にある。

対象銘柄を 日経225 と JPX400 にしていたけど、
除外されたり株式分割された銘柄も残っていたりして
もう正確ではなくなってきている。

先月は、更新しているPCも故障したので
516銘柄の自動更新をするのに負担がかかるようになった。

さて、これからどうするか?

私は情報屋でもツール屋でもないし投資業界の専門家でもない。
単なる個人的な趣味で分析ツールを作っているだけなのだから、
もうそれに特化しようと思う。

銘柄数も せいぜい100銘柄くらいにして、
自分でも毎日、状況をチェックできるようにしようと思う。

具体的には、日経225 と JPX400 のような
他人が分類した銘柄リストではなく、
「私のオリジナル銘柄リスト」だけにしようと思う。

自分が関心を持つ銘柄だけを集めた銘柄リスト、である。

自分だけに役に立つトレーディング分析ツール を目指す理由は、

自分が毎日きちんとストレスなくチェックできる

ということに尽きる。

自分の関心を継続させる、ということは、簡単なようで意外に難しく、
実はそれが最も 「重要な肝」 だったりするのだ。


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